6人で午前5時半から入山し、正午前に権現岳の隣の鉾ケ岳(1316メートル)に登頂。山スキーで滑り降りる予定だった。
事故にあった場所は、登りのときにも通って休憩した場所。悲劇は昼食の準備をしている最中に起きた。
当事者の話では、1名が3メートルほど道の下に落ちた。それをきっかけに雪崩が起きて、もう1名が1キロほど流された。
登山道ではないルートを使い、トッケ峰を経由して鉾ケ岳を登頂。
同岳からトッケ峰へ下る途中の午後零時半ごろ、昼食のため休憩していた場所で雪庇(せっぴ)が崩れ、2人が土倉側の沢に転落、一命が数百メートル以上流され死亡。
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