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バックカントリーでの遭難事故

北アルプス

バックカントリー考察
白馬乗鞍岳
 
発生日:2007/3/21 種類:滑落(恐らく道迷い) 死者:1名  
       
 

21日朝に乗鞍山系に単独で山スキーに出かけていた男性が、同日午後0時45分ころに、
「風が強いので、雪洞を掘り、昼飯を食べて帰る」 と家族に携帯電話でメールを送った後に連絡が取れなくなり、捜索願いが出された。

翌22日午前9時ごろ、乗鞍山系の池ノ俣御輿(みこし)谷(標高約1400メートル)付近で、死亡しているのを、ヘリコプターで捜索していた県警航空隊が発見した。
県警は過って谷に転落したとみて調べている。


発生日:2007/1/18 種類:転倒による負傷    
       
 

単独行で山スキーの男性が、滑降中に転倒し右足を骨折して動けなくなった。

17日の午後1時頃に、長野県小谷村の栂池高原から入山、乗鞍岳を経由して新潟県糸魚川市の蓮華温泉へ向かう計画だった。
骨折により動けなくなった為に、携帯電話で119番通報。
ガスによる視界不良の為、ビバークを指示して翌日から捜索が始まる。

携帯電話のGPS機能で現在位置を把握できていたこともあり、翌18日午前11時50分ごろ無事発見された。

 


発生日:2007/1/7 種類:道迷い    
       
 

5日に日帰りの山スキー目的で入山した夫婦が道に迷いビバーク。
6日も悪天候の為に下山できず、7日午後一時半頃に携帯電話で警察に救助要請。

7日は吹雪きの為に、翌8日から地上と空中から捜索を開始したが、吹雪の為に正午から中断。
無事が危ぶまれていたが、同日2時過ぎに二人はふもとのスキー場まで自力で下山。病院に運ばれた。
目立った外傷は無く、両手に軽い凍傷を負った程度だった。

道迷いの原因は、前のグループの人が滑ったシュプールをたどって進んでいたが、追い越した後、道に迷ってしまったらいい。

 


発生日:2006/4/8 種類:道迷い、雪崩 死者:3名  
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  4/8、長野県小谷村から5人の男性が山スキーで新潟県糸魚川市の蓮華温泉に向かった。
白馬乗鞍岳山ろくの天狗原(2,204メートル)を通って蓮華温泉に向かう途中、吹雪の為にルートを間違える。
引き返す準備中に、小規模な雪崩に巻き込まれ数人分の装備を失う(ザック、スキーなど)。
この雪崩では人は巻き込まれていない。

天狗原周辺まで引き返して、雪洞を掘りビバーク。
翌、9日朝に体力の残っていた1名が栂池ヒュッテまで自力下山して救助を求める。
長野県警のヘリが残る4人を救助したが、3名は凍死、1名は意識不明の重態。
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