バックカントリーでの遭難事故
北アルプス
五竜岳(2814メートル)に山岳スキーに単独で出掛けていた男性が戻らず、友人が通報。28日午前、山頂東面約300メートル下の武田菱下部の沢で死亡が確認された。
目撃者もなく、現場の状況からは事故の様子は断定がしづらい。 辺りには古いなだれの形跡があったが、滑降跡はなかった。 遺体の上部約100メートルの地点に片方のスキー板が垂直に突き刺さっていた。スキー板と遺体の間には、スキーポールや手袋、ヘルメットがあった。
県警は山頂からの滑落ではなく、滑降中の事故と見て調べを進めている。